AI技術と画像生成の進化は、近年、驚くほどの速度で進んでいます。
特に画像生成AIは、クリエイティブな分野での応用範囲が広がり、新たなビジネス機会を生み出しています。
多くの人がこの技術の可能性に気づいていて、それを活用して収益を上げる方法を模索している状況です。
ただ、一部の人々はまだこの技術を取り巻く環境や、それを使って実際に収入を得るプロセスについて疑問を持っています。
そこで、この記事では、AIと画像生成技術を使って効果的に収益を上げる方法をまとめました。
先に結論を申し上げると、AI ×画像生成で稼ぐことは難しいことではありません。
多少の勉強が必要だとしても、私は特にスクールなどには入らないで世の中に溢れている情報と(一番使っているMidjourneyの)公式サイト、そして日々の試行錯誤で下記のような画像を生成できるようになりました。
マネタイズ方法としては、誰でもすぐにできる方法です。
AI×イラスト生成の公式サイトを見ていただけるとわかりますが、実写のような写真風画像も、アニメ風画像も、そして子どもが書いたような落書き風、また絵本に使えそうな淡い色調の水彩絵の具風、さまざまな画像があります。
しかも、どれも数10秒で生成可能なことから、最近イラストレーターの 仕事が実際に減ってきているといわれているくらいです。
画像生成AIで使う代表的なサービスはDALL・3、Midjourney、Stable Diffusion、そしてCanvaなどを使って画像を生成していくのですが、画像生成AIでマネタイズするために一番必要なのはなんだと思いますか。
そう、大前提としてクオリティが高い画像を生成することです。
高品質な画像 が作れない、画像生成のプロンプトが難しい、 AIを活用して収益を作りたいというAI 初心者の方でも簡単に高品質な画像を生成する方法やAI副業で収益を上げる方法も別途紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
▶Chat GPTをはじめとするAIを利用して、ブログの効率化・収益化を図るブロガー
▶ココナラ、Lancers、note、Kindle出版などで副業収益6桁を継続中
Contents
1.クラウドソーシングサイトやSNS、noteとTipsの活用
クラウドソーシングサイトやSNS、そしてnoteとTipsを利用することで、画像生成AIの能力を生かした案件に取り組むことができます。
クラウドソーシングサイトで有名なサービスは、ココナラ、ランサーズ、Crowd Worksなどが挙げられます。
ここ最近では、このようなクラウドソーシングサイトでは「#画像生成」「#AI画像」「#プロンプト」といった、AIに関するキーワードがよく話題に挙がっています。
このようなプラットフォームを利用するメリットとデメリットは、下記のとおりです。
メリット:
・様々なジャンルの仕事があり、自分のスキルや得意分野に合わせて案件を選べます。
・支払いや案件の管理がシステム化されているため、トラブルが少なく、安心して仕事に集中できます。
・ポートフォリオや過去の実績を公開できるため、クライアントに自分のスキルをアピールしやすい。
デメリット:
・成功報酬の一部をプラットフォームに支払う必要があります。この手数料が収益に影響することも。
・評価がない状態では仕事を獲得しにくく、低価格での案件受注を引き受けざる負えない状況も否定できない
また、SNSの活用法についてですが、SNSで集客したりフォロワーを増やしたりすることは副業やフリーランスの方には必須といってもいいほど、今はSNSで情報発信をする時代です。
自分の作品を広めたり、クライアントと直接やり取りしたりするための強力なツールですから、SNS攻略なくして収益はないと言っても過言ではありません。
さまざまな媒体がありますが、Tiktok、InstagramやTwitter、X(旧Twitter)などが特に視覚的なコンテンツの共有に適しています。
下記はSNSを利用する際のメリットとデメリットをまとめたものです。
メリット:
・自分のフォロワーに直接作品をアピールし、仕事の依頼を受けやすくなる。
・自分のスタイルや専門性を示すことで、特定の分野での認知度を高めることができる。
・フォロワーとのコミュニケーションを通じて、需要を理解しやすくなる。
・収益はそのまま全額自分で受け取れる(手数料などがかからない)。
デメリット:
・フォロワーを増やし、エンゲージメントを維持するためには、定期的な投稿と相互作用が必要。
・直接的な収益化までには時間がかかることがある。
noteやTipsを活用して、収益を得るのもよく知られていますよね。
noteやTipsは、クリエイターが自分の作品や知識を有料で共有できるプラットフォームです。これらのサービスを利用することで、AI画像生成の技術や知見を文章や動画で共有し、収益を上げることが可能です。
メリット:
・読者や視聴者から直接収入を得ることができる。
・一度作成したコンテンツが継続的に収益を生み出す可能性がある。
デメリット:
・魅力的なコンテンツを定期的に作成する必要がある。
・人気のあるテーマは競争が激しくなる。
SNSもNoteやTipsも、それぞれユーザーの特性や年齢層の特徴があるので、ご自分が売っていきたいものやターゲットに合わせて選んでいきたいですね。
2.画像生成AIでマネタイズ!実践的な方法7選
ここからは、実践的具体的なマネタズ方法を説明していきます。
①広告制作
上記は、よく見かけるコーヒーや歯科クリニックの画像ですよね。
実は、これは私が生成したAIイラストです。
このように現実に近いリアルな画像で、ポーズや服装などを指定し画像を生成することができます。
このような広告クリエイティブを外注している会社はたくさんありますので、営業をかけてもいいと思います。
ヒアリングをしっかり行い、一度気に入ってもらえれば継続的に案件がもらえます。
中小企業、さまざまな職業の画像が考えられると思います。
企業が使いたくなるような画像を生成できるようにプロンプトについて学び、「広告クリエイティブ作成」というサービスを出品するとよいでしょう。
②Kindleで絵本出版
話を作ったり、絵を描いたり、登場人物を考えたり…とハードルが高かった作業にAIを取り入れることで、絵本出版は手軽なものになりました。
例えば、話自体はChatGPTで生成します。
登場人物や大まかなあらすじも生成してもいいですし、自分で「キツネと5歳の少女の心温まるストーリーを絵本にして。20枚で書きたい。対象は5歳から6歳の子ども。教訓を入れて。」などをChatGPTに投げてみましょう。
私としてのオススメは、生成された話を英語に変換して、英語で出版することです。
これは言うまでもなく、英語話者用にしておいた方が少しでも読まれる可能性が高くなるからです。
また、間違い探しを生成したり、下記のようなローマ字を学ぶ絵本などもいいですね。
③AI画像生成代行
ココナラなどで画像生成AIを活用して、高品質なAI画像の生成代行をしてマネタイズすることもできます
日本ではまだまだAIは世間に浸透していないので、AI画像を作れない人がほとんどです。
世の中にはAIのことをしっかりと知らず、代わりに美女画像などを作って欲しい人が一定数います。
AI画像の代行サービスは需要がありますし、サービスとして出品しておくだけならタダですので、サービスを充実させるため、そして「私はAI画像生成できる知識がある」とアピールするためにも出品だけでもしておきましょう。
現在、ココナラでは1枚5,000円 ほどで出品している人が多いので、評価をもらえたりランクが上がったりするまでは2,000円から4,000円ほどで出品するといいかもしれません。
また、高品質なAI画像が作れるようになれば、作成方法を教えるコンサルタントの仕事も受け負うことができますし、プロンプトをnoteやTipsで売ることもできます。
事実、私は知識がつくまでに他の人のプロンプトを購入して自分のものにしてきましたし、今は同じように私もプロンプトを販売しています。
AI画像生成の方法を知っておくだけで、このようにマネタイズにつなげることができるのって魅力的ですよね!
「AI美女出版」は、上記のような写真と見間違うような画像が生成できるようになってからずっとマネタイズ方法として人気です。
AI美女の画像生成についてではなく、出版方法やそれぞれの出版場所の特徴、そして生成すべき画像サイズなどについても詳しく書かれているので、Kindle出版をしたときにかなり参考にさせていただきました。
それだけではなく、こちらの特典にも大満足でした!
→【特典1】ピンタレストのインプレッションを32,273倍にあげたたった1つのコツ
→【特典】AI美女で出版したあとのマネタイズ拡大アイデア5選
→【特典】Kindle出版のアカウント停止レポート
※SNSのBANと同じように、Kindle出版も出版コンテンツ内容によって出版停止にされてしまいます。
せっかく画像生成して出版しても、停止になってしまうとそれまでの苦労が水の泡になります!
④AI美少女×SNS運用
AI美女イラストとXやインスタなどのSNSでも、マネタイズができます。
例えば、美少女を生成してアカウントを運用、投稿するだけで、フォロワーやインプレッションがのびます。
2023年後半からXの収益化が始まったので、AI美女を投稿してインプレッションを伸ばしてもいいですし、フォロワーを集めてアフィリエイトなどに繋げることもできます。
他にもAI美女×ファンクラブ、AI美女×美容案件、AI美女AI×ダイエットサプリ案件、など美女を広告塔にして収益化を狙うことができます。
インプレッションからプロフィールに誘導し、アフィリエイト報酬を得る手法やAI美女画像でSNSを運営してフォロワーを獲得しそこからファンクラブへ誘導して収益を得るという方法で稼いでいる人もいます。
その場合は、グッズ販売などにも繋げることができます。
フォロワーが増えれば増えるほどアフィリエイトなどで利益を上げやすいので、AI美少女を使ったSNS運用は数十万以上稼げる可能性を秘めています。
⑤イラスト販売
これはシンプルに、「AIで生成したイラストを納品して稼ぐ」という方法です。
どのようにイラストを売るかというと、WEBサイト用イラスト、SNS用アイコン作成や、LINEスタンプなどです。
ココナラなどでは、SNS用アイコンイラスト作成の案件が3000円から1万円くらいの相場で取引されています。
はじめは安く請け負ってもよいと思います。
下記は、私が作成したアイコンやLINEスタンプ風画像です。
⑥SNSにAI動画を投稿する
SNSに動画を投稿すると、再生回数によって収益が発生するようになりました。
AIで 生成した画像や台本を使って動画を作成することで再生がされ、その再生数に比例して収益がもらえます。
収益の単価は流動的ではありますが、例えばTiktokだと1再生で0.02~0.08円もらえます。
100万再生でおおよそ2~8万円ほどですね。
これはYouTubeショートと比べるとかなり高額といえますし、さらにTiktokは慣れれば再生数を稼ぎやすいSNSなのでかなりチャンスだと思います。
また、一つ動画を作ればTiktok、Youtubeショート、インスタと汎用性もありますから同じ動画をそれぞれに投稿すると収益口が増えていいですね。
Tiktok収益化の審査基準は下記のとおりです。
①年齢が18際以上でフォロワー数が10,000人以上
②過去30日間の動画視聴数が100,000回以上であること
③コミュニティガイドラインを遵守していること
④視聴時間が1分以上のクリエイティブな動画投稿をしているユーザーであること
フォロワー数が10,000人以上が厳しいように感じますが、一度バズると一気にフォロワーが増えるので、手の届かない数字ではありません。
それに、今後この審査基準はさらに厳しくなる可能性があるので、早く始めれば 始めるほど有利だと思います。
ただ、やっぱり画像生成自体が難しいという方は、初心者でも高品質な画像を簡単に生成する方法があります。
それは、ChatGPTsのプロンプトメーカーを使うことです。
AIイラスト作成に必ず必要なのはプロンプトです。
プロンプトというのは、AIに指示する言葉 のことで呪文とも呼ばれたりします。
イラストを生成する時にプロンプトを入力する必要があるのですが、このプロンプトに よって生成されるイラストの質が大きく変わります。
プロンプトメーカーを活用することにより、指定の日本語を入力するだけで高品質な画像が生成できるプロンプトが出力されます。
それをコピペするだけで簡単にイラスト生成ができちゃいます。
Chat GPTsの検索画面に「Midjourney」と入力すると、これだけプロンプトを生成するGPTsがヒットします。
このようなものを利用しながら、プロンプトに慣れていきましょう。(※GPTsが使えるのは、ChatGPTの有料版のみです)
⑦AI画像のプロンプトやコードを販売する
AI画像生成に少し慣れてきて、様々な画像が生成できるようになったらプロンプトやコードを販売してみましょう。
AI画像生成のプロンプトとは、AIに対して特定の指示を与えて希望する画像を作成させるための指示文です。
たとえば「青い空に舞う桜の花の風景」というプロンプトを入力すると、その指示に従った画像がAIによって生成されます。
このようなプロンプトは、画像作成の自由度と効率を高めるために使用され、多様なスタイルや構成の画像が簡単に作成できます。
またMidjourneyの場合は「パラメータ」と呼ばれるコードや独特の指示文が必要であり、理解するのに時間がかかるため、パラメータと併せたプロンプトの需要があります。
プロンプトやコードを効果的に販売し、収益を上げるためにはどのようなことを考慮すべきか、下記に紹介します。
- ターゲット層を明確に定義する
主なターゲットとして、AI初心者やデザインに興味を持つユーザーが考えられます。こうした人々はプロンプトを活用してオリジナルの画像やコンテンツを作成したいと考えているため、彼らをターゲットとした商品やプロモーションが有効です。 - テーマ別にプロンプトをパッケージ化する
ターゲットの関心を引くため、プロンプトを「風景」「キャラクター」「ファンタジー」などのテーマごとにまとめ、各テーマごとにパッケージとして提供します。これにより、特定のジャンルに興味がある顧客にとって、より魅力的で利用しやすい製品になります。 - 適切な販売プラットフォームを選択し、SNSでのプロモーションを実施する
プロンプトを販売する際は、noteやPromptWorks、Prompt Baseといったプロンプト専門の販売プラットフォームを活用します。さらに、InstagramやTwitterなどのSNSでサンプル画像や使い方をシェアすることで、多くの人に認知してもらえます。特にYouTubeなどでのチュートリアル動画は、視覚的に理解しやすく、ターゲットに使用方法をアピールできます。
やまだもnoteやPrompt Baseを利用しています。
3.まとめ
この記事では、AIと画像生成技術を活用して、さまざまな方法で収益を上げる具体的な手法をご紹介しました。
クラウドソーシングサイトの利用、広告制作、Kindleでの絵本出版、AI画像生成代行サービス、SNSでのイラスト販売、そしてSNSにAI動画を投稿する方法まで、幅広いアプローチを探求しました。
これらの方法は、AI技術を有効活用し、創造性を結びつけることで新たなビジネスチャンスを生み出すことができます。
プロンプトメーカーのようなツールを利用すれば、AI初心者でも簡単に高品質な画像を生成することが可能です。
今後も技術の進化に合わせて新しい収益化の方法が現れることでしょう。
この記事が、AIと画像生成の可能性を広げる一助となれば幸いです。